葉酸はいつまでとればよい?

葉酸は妊娠を希望する時にとても重要な栄養素として、最近では浸透しつつあります。
ただ、いつからいつまで摂れば良いのかよくわからないという人も。

 

妊娠したいから飲む?妊娠したら飲む?出産したら必要ない?いろいろなタイミングがありますよね。特に注意して葉酸を摂取するという意味において、どれくらいの目安なのかをまとめてみましょう。

 

・妊娠初期が大事

実は、葉酸が本当に胎児にとって最大限に必要なのは、妊娠のごくごく初期です。受精して爆発的な勢いで細胞分裂が起こるその時期、実はまだ母体が妊娠に気づいていない場合も多いのです。

 

先天性の異常が起こるリスクが高まるのが受精から妊娠7週目までと言われていますから、かなり計画的に妊娠に取り組んでいる人でないとあっという間に過ごしてしまう可能性があります。

 

だからこそ、いつ妊娠しても良いという環境にあるのであれば、その時点から葉酸の摂取は心がけておいたほうが後々後悔がないのです。葉酸を摂取するのは「妊娠を希望する時から」という曖昧な表現になっているのは、まさか卵子が受精した時から、と言うわけにはいかないからです。

 

曖昧な表現なので、葉酸を摂取すると妊娠しやすくなるのかと勘違いしがちな人も多いですが、特に妊娠のしやすさに関係しているわけではなく、いつ妊娠しても大丈夫なように環境を整えておきましょう、という意味だと思えば良いでしょう。

 

・男性は妊娠前も大事

上記では女性の話を挙げましたが、パートナーの男性のほうは、妊娠前から葉酸を摂取しておくことにかなり重要な意味があります。それは、男性の場合、葉酸の摂取が精子の染色体異常を軽減させることがアメリカのカリフォルニア大学の研究により分かったからです。

 

健康な男性でも、精子の中には1%から4%の染色体異常を持つものが存在します。

 

このことが特に問題というわけではないのですが、そうした異常な精子は受精することなく淘汰されるのが一般的な自然の摂理です。だから、異常な精子のパーセンテージはなるべく低く抑えたほうが、妊娠の確率が上がるということはわかりますよね。

 

子どもを望む男性なら、パートナーの女性と共に自分もしっかり葉酸を摂取して、お互いに妊娠の確率を上げる努力をしたほうが良いわけです。

 

・授乳中こそ葉酸

妊娠を希望した時から妊娠中に葉酸が必要なことはわかりましたが、ではいつまで?というと、授乳中にこそ必要な栄養素だということを知らなければいけません。

 

最近では粉ミルクの中にも葉酸が配合されるようになっているように、母乳には葉酸が必要な栄養素です。赤ちゃんの細胞分裂はまだまだ続きます。

 

赤ちゃんの成長のためにも、お母さん自身の健康のためにも、離乳するまで葉酸はやはり必要ですね。