葉酸欠乏症とは

葉酸が体内に非常に少なくなってしまった場合、妊婦さんに限らず成人でも男女問わず大きな問題が起こる可能性があります。なぜなら、細胞が古くなって死に、新しい細胞と入れ替わることで人間は生命維持活動をしているのに、それが滞った上に一番大切なDNAの複製に異常がきたされる危険性があるから。

 

それはつまり、身体の細胞ががん化しやすくなることを意味しています。
また、過剰な飲酒や経口避妊薬の使用は、体内の葉酸を大量に消費してしまうことがわかっています。

 

葉酸が足りなくなってくるとまず貧血となって現れやすいのですが、欠乏が始まってからわかりやすい症状が出るまでには4ヶ月程度を費やしますので、なにかおかしいと感じるころにはもう体内はボロボロの場合もあり得ます。

 

葉酸が足りないという身体からのサインは、貧血が非常に重く度重なる、いつも疲れやすい、精力が減退するといった曖昧な症状になります。お酒の飲み過ぎなど思い当たるフシがあるなら改善し、思い当たるフシがなくても、日常の生活の中から葉酸の存在が消えかかっている可能性を疑ってみる必要があるでしょう。

 

葉酸は摂り過ぎについても注意はされてはいますが、本当に摂取しにくい栄養素の上に水溶性ビタミンなので、サプリメントを驚くほど大量に飲むようなことでも無い限り、過剰症にはなりにくいです。

 

心配されるのはすでにがんの治療を始めている人の薬との飲み合わせですが、こちらは主治医と相談して摂取を検討すると必要があります。