葉酸と胎児の異常について

妊娠初期に葉酸が不足すると、神経管閉鎖障害のリスクが高まると言われています。
とは言え、神経管閉鎖障害を出産する方は、1万人に6人前後と言われています。

 

堕胎する人もいますから妊娠した子供が神経管閉鎖障害になる可能性はもっと高いです。と言っても、とても多いかというと周囲に、神経管閉鎖障害だったという方がいる可能性は多くはありません。

 

ですから、葉酸の摂取が大切だということを知らないまま妊娠する方も多いです。

 

実際に、神経管閉鎖障害の原因は、葉酸不足だけではなく先天性の異常で葉酸を多く摂取してもどうにもならないケースもあります。もちろん、葉酸を1日400μgきっちりと摂取していなくても、健全な子供が生まれてくることの方が多いです。

 

もし、葉酸不足の人の多くが神経管閉鎖障害の子供を出産するとしたら、
戦前・戦後の栄養を満足に取れなかった時代には神経管閉鎖障害が多発していたでしょう。

 

ですから、妊娠後期になってから「自分は葉酸を意識して摂っていなかった、葉酸をもっと摂っておけば良かった」と後悔する必要はありません。知った時から葉酸サプリを始めても良いでしょうし、意識的に緑黄色野菜などの葉酸を豊富に摂取すれば良いと思います。

 

授乳期にも多くの葉酸を必要としますから、出産後も引き続き葉酸を摂取するようにしましょう。もちろん、葉酸を豊富に摂取した方が良いと知っているなら、妊娠を考えている最中には葉酸サプリを始めましょう。

 

妊娠3ヶ月前から豊富に葉酸を摂っておいた方が良いとも言われていますから、結婚したら葉酸サプリを飲み始めても早いことはありませんね。神経管閉鎖障害が生まれてくるのではないかと心配してしまうと、ストレスになって体にも悪影響を及ぼします。

 

葉酸をしっかり摂取して不安をなくすのはとても大切なことです。